なぜ、eit swimは"日本"にこだわるのか。
eit swimを象徴するのが、日本の伝統工芸、伝統素材、職人さんとコラボをする「JAPANシリーズ」。毎シーズン少しずつ内容を変えながら提案しています。藍染や江戸小紋などが特にアイコニックです。
もともと私たちの中には、日本の伝統美、自然の荘厳さ、そして神道の考え方に対する深い敬意と憧れがありました。
それがより強くなったのは、日本各地をサーフトリップで旅するようになってからです。海を求めてさまざまな土地を訪れる中で、そこで暮らす人たちと出会い、その土地に根付く伝統や文化、食、自然、そしてものづくりに触れ、素晴らしいクラフトマンシップや知恵の虜になりました。
eit swimで提案するのは、「昔からあるものを継承して守ろう」というものではありません。むしろ、今の暮らしの中にも自然に取り入れられるものがたくさんあって、「今身に付けてもおしゃれ」という事実。
昔から続いてきたものなのに、今の生活の中に置いてみると、とても新鮮だったり、今着てもすごく素敵だったりする。
日本の魅力をもっと、eit swimを通して伝えていきたい。これがJAPANシリーズを始めるきっかけでした。
徳島で、藍染と出会う
そのスタートとなったのが、徳島に住む、藍染伝道師のレキ君との出会い。サーフィンを通じ彼の活動を知りました。
実際に彼の工房を訪れ、自分たちで柄をつくり、藍で染めるという体験をさせてもらうことに。
染め終わった布は、海でそのまま洗い流します。
藍染は100%植物からできているため、海に戻しても何も問題ないことを学びました。自然のものを使い、自然の中で循環させていく。シンプルで、当たり前なこと。
そのとき彼が教えてくれたのが、「川と海と山はすべてつながっている」という話でした。
「雨が降り、山に水が流れ、それが川になって海へ出る。海の水は水蒸気となって雲になり、また雨となって山へ戻っていく」。
この世界そのものが、大きな循環の中にあるのだと、改めて実感しました。
伝統こそ究極のエコ
日本の伝統工芸に触れていると、その多くが自然から生まれた素材と、昔から受け継がれてきた鍛錬された技術によって成り立っていることに気づきます。
科学技術が今ほど発達していなかった時代、人々は身近にある植物や土、木、石、繊維などを使い、その土地の自然と共にものをつくってきました。
そこには、自然を切り離さない知恵が存在します。
自然から素材をいただき、ものをつくり、使い、そしてまた自然へ還っていく。昔から続くものづくりは”究極で身近なエコ”だと理解しています。
日本の高い技術を大切に
また、eit swimでは日本製にもこだわっています。
縫製をお願いしているのは何世代も続く老舗の工場。
高い技術だけではなく、日本ならではの丁寧さや、細かいコミュニケーションに、私たちは絶大な信頼を置いています。それぞれの手仕事や受け継がれた知識によって、何年も着られる最高品質の水着を生み出しています。
日本国内で生産することで、そこで働く人々の仕事や生活も支えることに繋がると考えています。
「昔のもの」ではなく、「今も使えるもの」として
まずは私たちの活動を知ってもらうこと。そこから、もし何かを感じてもらえたら、eit swimの水着を実際に手に取ってみてもらう。
そして、「こんな風に日常的に使えるんだ」と感じてもらえたら嬉しい。さらに、それをまた別の誰かにシェアしてもらえたらこれ以上のことはありません。
伝統や文化を遠いものとして眺めるのではなく、自分の暮らしの中に取り入れてみる。そのきっかけをつくることが、今の私たちにできることなのかも、と考えています。